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【神奈川台場】横浜の砲台場跡と石の遺構・周辺スポットを写真で解説

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【神奈川台場】横浜の砲台場跡と石の遺構・周辺スポットを写真で解説
ヨコ子

横浜港って客船のイメージだけど、昔は海の要塞があったの?

brayoko

そうだよ。幕末に造られた「神奈川台場」。現在も石の遺構が残り、周辺には歴史好きはもちろん、街歩きにもおすすめのスポット満載。

「神奈川台場」という名前を聞いたことはあっても、「どこにあるの?」「今でも見られるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

神奈川台場は、幕末の1860年に横浜港を防衛するため、勝海舟の設計により築かれた海の要塞です。現在は石の遺構の一部が残り、横浜開港の歴史を今に伝える貴重な史跡となっています。

また周辺には、横浜中央卸売市場や人気の厚生食堂、歴史ある三井倉庫など、横浜港の発展を物語るスポットも点在しており、街歩きにもぴったりのエリアです。

この記事では、神奈川台場の歴史や見どころ、アクセスに加え、実際に歩いて分かった周辺スポットの魅力まで写真付きで詳しく紹介します。

この記事でわかること
  • 神奈川台場の歴史と役割
  • 現在見られる遺構や見どころ
  • アクセス・駐車場情報
  • 周辺のおすすめスポット
目次

神奈川台場とは?

神奈川台場は、幕末に横浜港を防衛するために築かれた海防施設(台場)の一つです。

現在の横浜市神奈川区星野町周辺の海上に築かれ、外国船の来航に備える重要な役割を担っていました。現在は埋め立てによって陸地となりましたが、当時の石垣の一部が残されており、横浜港の歴史を伝える貴重な史跡となっています。

項目内容
築造1860年
目的横浜港の防衛
設計・築造勝海舟が設計、松山藩が築造
現在石垣の一部が現存
見学無料

横浜開港と神奈川台場の誕生

神奈川台場が築かれた背景には、横浜開港があります。

1853年にペリーが来航すると、江戸幕府は外国との貿易を始めることになります。しかし、東海道の宿場町として栄えていた神奈川宿に外国人が多く出入りすると混乱が生じることを懸念し、開港地として選ばれたのは対岸の「横浜村」でした。

その名の通り、「横に浜が突き出ている地形」で横浜。その当時は人口約900人の半農半漁の寒村であった。

その後、横浜港には外国船が次々と入港し、港は急速に発展します。一方で、港を守るための防衛体制も必要となり、1860年に築かれたのが神奈川台場です。

つまり神奈川台場は、横浜開港によって誕生した港町・横浜を守るために造られた海の要塞だったのです。

もし、神奈川宿を開港場所として選んでいたら、この地が栄えていき「神奈川県神奈川市」になっていた可能性もあったのでは?と考えると面白い!

神奈川台場を訪れる際は、「なぜ横浜に台場が必要だったのか」という背景を知っておくと、現地の景色がより興味深く感じられます。


横浜開港の歴史をより深く知りたい方は、横浜開港祭について紹介した記事もぜひあわせてご覧ください。
横浜開港祭とは?歴史や見どころを写真付きで紹介

また、開港によってもたらされた西洋文化の象徴である根岸競馬場については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
根岸競馬場の歴史を紹介

神奈川台場の見どころ【現地レポ】

神奈川台場は派手な観光スポットではありませんが、現地を歩くと幕末の歴史を感じられる見どころが点在しています。実際に訪れて感じた魅力を紹介します。

石垣から感じる幕末の面影

星野町公園にある河津桜と神奈川台場時代の石垣

神奈川台場に残る遺構は、お城のような大規模な石垣ではありません。現在は公園として整備され、当時の石垣の一部が静かに保存されています。

星野町公園にある河津桜と神奈川台場時代の石垣
3月に行けば河津桜とのコラボで撮れる

一見すると何気ない石が並んでいるように見えますが、これらは約160年前、横浜港を守るために築かれた神奈川台場の貴重な遺構です。派手さはありませんが、幕末の歴史を今に伝える史跡として、その価値を感じながら見学してみてください。

現地案内板で歴史を学ぶ

神奈川台場には案内板が設置されており、築造の経緯や当時の役割などを知ることができます。

台場が造られた背景や、現在の地形との違いも紹介されているため、石垣を見るだけでなく歴史を理解しながら散策できるのが魅力です。

事前に歴史を調べなくても、現地の案内板を読むことで神奈川台場への理解が深まります。

神奈川台場へのアクセス・見学のポイント

神奈川台場は横浜駅からも比較的近く、電車・徒歩でもアクセスしやすい史跡です。周辺にはコインパーキングも点在しているため、車で訪れることもできます。

最寄駅・徒歩ルート、駐車場

項目内容
所在地神奈川県横浜市神奈川区星野町周辺
最寄駅JR・各線「東神奈川駅」「横浜駅」京急本線「神奈川駅」
バス星野町公園(横浜駅東口より、横浜市営バス48系統「コットンハーバー行き」で約10分、 「星野町公園前」下車。)
徒歩東神奈川駅から約18分、横浜駅東口から約25〜30分
見学時間約20〜30分
駐車場専用駐車場なし(周辺コインパーキングを利用)

一番近い最寄駅は、京浜東北線「東神奈川駅」で、徒歩約18分ほどです。

JRや私鉄各線が乗り入れる横浜駅からも歩いてアクセスできます。

横浜駅から行けば、道中は横浜中央卸売市場や港湾エリアを眺めながら歩けるため、街歩きを楽しみたい方は徒歩でのアクセスがおすすめです。

みなとみらい大橋から見た横浜港の海とベイブリッジ
海風感じながら歩いてベイブリッジも見えるよ!

神奈川台場には専用駐車場はありません。車で訪れる場合は、周辺のコインパーキングを利用しましょう。

神奈川台場の見学スポットをチェック

神奈川台場を訪れる際は、「星野町公園」と「神奈川台場公園」があります。

しかも上の地図を見ればわかりますが、微妙に距離が離れています…。

神奈川台場の遺構は、星野町公園周辺を中心に点在しています。石垣や案内板を見学するなら、まずは星野町公園を目指すのがおすすめです。

また、近隣の神奈川台場公園にも神奈川台場に関する遺構や展示が保存・公開されています。時間に余裕があれば、あわせて巡ると神奈川台場への理解がより深まります。

遊具もない小さな公園

どうやら、この地下に台場が眠っているのかな?埋め立て地だから掘るのも現実的じゃないよね…

神奈川台場公園にある案内板
場所見どころ
星野町公園神奈川台場の石垣・案内板があり、見学のメインスポット
神奈川台場公園神奈川台場跡の記念碑などがある

現在は静かな公園ですが、神奈川台場はNHK「ブラタモリ」でも紹介されたことがある歴史スポットです。

神奈川台場とあわせて巡りたい横浜港周辺スポット

神奈川台場を訪れるなら、近隣にあるスポットもあわせて巡るのがおすすめです。歴史や港町らしい景色、横浜ならではのグルメまで楽しめるので、半日ほどの街歩きコースとしても満足できます。

横浜中央卸売市場・厚生食堂で港町グルメを満喫

星野町公園から徒歩約5分の場所にある横浜中央卸売市場は、新鮮な魚介類が集まる横浜の台所です。

市場内には一般の方も利用できる「厚生食堂」があり、ボリューム満点の海鮮料理や定食をリーズナブルに楽しめます。特に具沢山な海鮮丼はおすすめ!

横浜中央卸売市場厚生食堂の海鮮丼
めちゃ、具沢山な海鮮丼だ!

神奈川台場の歴史に触れたあとに立ち寄れば、横浜港とともに発展してきた市場の活気も感じられ、街歩きがさらに充実します。

実際に厚生食堂を訪れ、人気メニューや店内の雰囲気を写真付きで詳しく紹介しています。ランチを予定している方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。👇

一般開放日や営業時間は事前に確認してから訪れましょう。


横浜中央卸売市場のすぐ近くには、タレント・出川哲朗さんの実家として知られる老舗海苔店「蔦金商店」もあります。

奥に見える白い建物が市場
家系ラーメンの海苔に使われてたりするよ!

街歩きを楽しみながら立ち寄ってみるのもおすすめです。

三井倉庫で横浜港の物流の歴史に触れる

今にも降り出しそうな空模様が相まってラスボス感があるね(笑)
神奈川台場三井倉庫
港を守る港を支える
幕末明治以降
海防施設物流拠点
外国船への備えコーヒー豆・カカオ豆などの輸入貨物を保管・流通

神奈川台場が「港を守る」ための施設だったのに対し、三井倉庫は開港後の横浜で「港を支える」物流拠点として活躍しました。あわせて訪れることで、横浜港の歴史の流れをより深く感じられます。

ここからすぐそばの貨物列車で、様々な場所へ生豆が運ばれていたことを思うと感慨深い。

三井倉庫のロゴがかっこいい!

Barスターダストで昭和レトロな雰囲気を味わう

古き良きバーの佇まい。どことなく横須賀や沖縄のネイビーを感じさせる。それもそのはず…すぐ目の前は米軍施設「横浜ノース・ドック」がある。

「Barスターダスト」は、1954年創業の老舗バーです。港町らしいレトロな雰囲気が魅力で、有名なテレビドラマのロケや曲にも使われたことで有名です。

横浜らしいノスタルジックな空気を感じられるスポットとして、街歩きの途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

大さん橋から横浜港を一望する

神奈川台場が築かれた幕末の横浜港は、現在では世界中の客船が寄港する国際港へと発展しました。その象徴ともいえるのが大さん橋です。

特にここから見る夜景はおすすめ

開放感のある屋上広場からは横浜港を一望でき、豪華客船が停泊する様子を間近で見ることもできます。神奈川台場が見守ってきた港の「今」を感じられるスポットとして、ぜひあわせて訪れてみてください。

大さん橋入口手前の象の鼻近くに、神奈川台場との関係を記載する案内板があります。


大さん橋の見どころや撮影スポット、夜景の楽しみ方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。👇

まとめ

神奈川台場は、ペリー来航をきっかけに築かれた幕末の海防施設であり、現在も石の遺構の一部が残る貴重な史跡です。

派手な観光スポットではありませんが、実際に現地を歩くと、古き良き史跡の石や横浜港の景色から、幕末の横浜に思いを馳せることができます。

また、徒歩圏内には横浜中央卸売市場や厚生食堂、三井倉庫、コットンハーバーなど見どころも多く、半日かけて横浜の歴史と港町の魅力を満喫できるエリアです。

横浜の定番観光とはひと味違うスポットを探している方は、ぜひ神奈川台場を訪れ、幕末から現代へと続く港町・横浜の歴史を体感してみてください。


NikonZ5 24-200

撮影機材Nikon Z5 24-200mm

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神奈川台場や横浜開港の歴史をもっと深く知りたい方におすすめの一冊!

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