にっぽん丸引退式レポ|大さん橋で後継船FUJIと並ぶ最後の横浜港【5/10】

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にっぽん丸引退レポ|大さん橋で後継船FUJIと並ぶ最後の横浜港【5/10】

35年間、横浜港の主役であり続けた「オレンジのファンネル」が、ついに後継船へバトンを渡す瞬間がやってきました。

  • にっぽん丸の最後の勇姿をこの目に焼き付けたい
  • 新旧の客船が並ぶ歴史的瞬間を見逃したくない
  • 引退セレモニーの現地の熱気や空気感を知りたい

2026年5月10日、ついに引退を迎えたにっぽん丸。その最後の日、大さん橋はどんな空気に包まれていたのでしょうか?

相棒のNikon Z5と共に、この歴史的な1日をファインダーに収めてきました。

本記事は、にっぽん丸と後継船FUJIが奇跡の横並びを果たした、5月10日の引退セレモニー現地レポートと、その後の夜撮影の記録です。

現地の興奮や、新旧の船体が美しく並ぶ圧巻の光景を、臨場感あふれる写真とともに振り返ることができます。

この記事を読めば、にっぽん丸が残した35年の軌跡と、次世代へ繋ぐ感動のラストシーンをあなたも最前列で追体験できるはずです。

目次

奇跡の光景!三井オーシャンフジとの横並び

大さん橋手前ですでにこの位置で汽笛交換も聞こえた…

にっぽん丸と、新旧の船による汽笛交換。なぜか遠かった…

やってしまった……。痛恨の10分遅刻です。楽しみにしていた最後の入港シーンも、港に響き渡るはずだった汽笛交換も、すでにすべて終わっていました。

自分の足で見聞きした「一次情報」を何より大切にしている当ブログとして、これはカメラマン生命に関わる大失態。

そのためこの記事では、その大事なシーンはありません…あしからず。

まさかの同時停泊にファインダー越しに大興奮

奥がにっぽん丸、手前がオーシャンフジの並び

大さん橋に到着した瞬間、目の前に広がっていたのは言葉を失うほどの絶景でした。

なんと、今日で引退を迎える「にっぽん丸」のすぐ真横に、次世代を担う後継船「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」がピタッと並んで停泊していたのです。

これまでの横浜港を支え続けてきた伝統の紺碧の船体と、これからの未来を切り拓くピカピカの白い船体。

新旧の主役が並び立つ姿をこの目で見られるなんて、まさに奇跡としか言いようがありません。

まさかここまで綺麗に、ダイナミックに横並びになるとは夢にも思わず、感動もひとしお。間違いなく歴史に残る屈指のベストショットです。

引退セレモニーの熱気と大さん橋の様子

当日の大さん橋は、35年間愛された名船の最後の雄姿を見届けようと、信じられないほどの熱気に包まれていました。

カメラを手にしたファンはもちろん、横浜の街の人々がそれぞれの想いを胸に集まっており、岸壁はどこを見渡しても人、人、人。記念の引退セレモニーが始まると、現地のボルテージは最高潮に達しました。寂しさと、感謝と、新しい未来への期待が入り混じったあの独特な空気感は、やはり現地にいたからこそ肌で感じられた一生モノの体験です。

💡 あわせて読みたい注目記事 これまでにっぽん丸が歩んできた感動の歴史については、以下の「特設まとめ記事」で詳しく解説しています。ぜひこちらもチェックしてみてください!

\にっぽん丸の歴史・最終イベント・後継船を網羅したまとめ記事!/

祭りの後。夜の大さん橋で見せたにっぽん丸「最後の姿」

ライトアップされた紺碧の船体が美しすぎる

昼間のあのお祭り騒ぎのような喧騒が嘘のように去り、夜の大さん橋には静寂が戻っていました。

静まり返った港の暗闇の中に、ぽつんと浮かび上がるライトアップされた「にっぽん丸」。昼間に見せたダイナミックな表情とは一転して、夜の姿はどこか優美で、そして少しだけ寂しげに見えました。

奥ではレジェンド「氷川丸」が見守っている

漆黒の横浜港に映える伝統の紺碧の船体は、息をのむほどに美しく、ただただ圧倒されるばかりです。これで見納めだと思うと、1枚シャッターを切るたびに愛おしさが込み上げてきました。

フェンス越しに見えたにっぽん丸、本当のお別れ

ふと足を止め、カメラを構えた私の目に飛び込んできたのは、あまりにも切なく、あまりにも美しい光景でした。

脳内にあの名曲がメロディとともに流れてきそうな──まさに「フェンス越しに見えた」にっぽん丸の姿です。

その視線の向こうに浮かび上がるオレンジ色の輝き。35年間、多くの人々の旅立ちと出会いを見守ってきた伝統のファンネル(煙突)が、夜の闇の中で最後のプライドを示すかのように優しく光っていました。

今回の夜景撮影を支えてくれた相棒「Nikon Z5」

今回のラストレポで、昼の衝撃的な横並びから、夜の過酷な暗所撮影まで大活躍してくれた私の愛機を紹介させてください。

カメラボディ: Nikon Z5 手持ち撮影
レンズ: NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

横浜港での客船撮影、特に今回のような長丁場のロケにはこの組み合わせが個人的に最適解です。

特に夜の大さん橋での撮影では、Z5のフルサイズならではの「高感度耐性」「豊かな階調表現」が真価を発揮しました。

明暗差が激しいライトアップされた船体も、ノイズを極限まで抑えて、にっぽん丸の伝統である美しい紺碧色を忠実に再現してくれます。さらに24-200mmのレンズがあれば、大さん橋のどこからでも、引きの絵からファンネルのアップまでレンズ交換なしで瞬時に狙えるのが強みです。

📷 Nikon Z5の徹底レビューはこちら なぜこの機材に行き着いたのか、客船撮影におけるリアルな使用感やメリット・デメリットは以下の記事で詳しく作例とともに解説しています。

にっぽん丸引退に関するよくある質問

引退した後の「にっぽん丸」はどうなるのですか?

売却されることが決まっています。具体的な売却先や今後の船名は非公表ですが、世界のどこかの海で、新しい名前となってクルーズ船や違う用途との船として歩む可能性が高いと言われています。

にっぽん丸はこの後どこへ行きますか?

引退セレモニーを終えたにっぽん丸は、5月14日に大さん橋を出港。その後は和歌山県の由良町にある船舶修理専門工場、常石由良ドックでメンテナンスしています。

まとめ

1990年の就航から35年。日本のクルーズ文化の先駆者として、延べ60万人以上の旅人を乗せ、地球約133周分(533万キロ超)もの果てしない距離を航海してきた「にっぽん丸」が、ついにその長い旅路に幕を下ろしました。

最後の1日となった2026年5月10日。 大さん橋で目撃した「MITSUI OCEAN FUJI」との新旧横並びの圧倒的な興奮、そして夜の静寂の中にぽつんと浮かび上がった、フェンス越しのどこか切なく美しいライトアップ。15年間、この船をファインダー越しに追い続けてきた私にとって、どの瞬間も一生忘れることのできない宝物のような景色でした。

伝統の紺碧の船体は横浜の港から旅立ってしまいますが、商船三井クルーズによると、引退後は売却される予定とのこと。世界のどこかの海で、また新たな航海を歩んでくれることを願ってやみません。

これまでたくさんの感動をありがとう、にっぽん丸。地球133周を駆け抜けたあなたの美しい姿は、これからも私たちの心の中で走り続けます。

💡 にっぽん丸の全軌跡を振り返る特設ページ 当ブログでは、今回ご紹介したラストデイの様子だけでなく、にっぽん丸の35年の歴史や、撮り溜めてきた貴重な写真の数々をまとめた「にっぽん丸・完全ナビゲーション(まとめ記事)」を公開しています。

あの感動の航海をもう一度振り返りたい方は、ぜひこちらの記事もあわせてご覧ください!

\にっぽん丸の歴史・最終イベント・後継船を網羅したまとめ記事!/

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