横浜開港祭とは?歴史と見どころをわかりやすく解説|2025年の開催情報も

横浜開港祭とは?歴史と見どころをわかりやすく解説|2025年の開催情報も

横浜の初夏の風物詩「開港祭」。

実は150年以上の歴史を持つ伝統行事。
このイベントは、横浜港が1859年に開港したことを記念する、市民参加型のビッグイベントです。華やかなパレードやステージイベント、海を舞台にしたマリンショー、夜には美しい花火など、横浜の初夏を彩る風物詩として多くの人々に親しまれています。

でも、そもそも開港祭っていつから始まったの?なぜこの日に祝うの?——そんな「歴史」に興味を持ったあなたのために、この記事では横浜開港祭の由来や成り立ちを分かりやすく紹介。2025年の最新開催情報や楽しみ方のコツもあわせてお届けします!

この記事でわかること
  • 横浜開港祭の由来と歴史
  • 2025年の開催情報
  • 2025年の開催概要と注目イベント(写真付き)
目次

横浜開港祭の歴史

開港祭の歴史についてご紹介します。

開港のルーツは「1859年」

何もない漁村から横浜がはじまったのは有名だよね!

開港のルーツは「1859年」。横浜港は1859年6月2日、日米修好通商条約に基づいて開港しました。これが「横浜開港祭」のルーツです。

市民イベントとして始まったのは1981年から。

現在のような市民参加型のお祭りとして始まったのは1981年のこと。「市民が主役」というスタイルに変わったのがこの年からです。

横浜開港祭の歴史を年表で見る

年表で開港祭の歴史を見てみましょう!

年代出来事特徴・関連事項
1859年横浜港開港新暦7月1日。横浜の歴史の始まり。
戦前開港記念行事の実施小規模な式典やお祝いが中心。
1981年「横浜開港祭」開始戦後の復興期を経て、横浜の活性化を目的として正式スタート。
1980年代~規模の拡大市民参加、企業・団体の協力によりイベント内容が充実。
現在多様なプログラムドローンショー、プロジェクションマッピング、エコイベント、国際交流イベントなど

2025年 横浜開港祭開催情報

メイン会場の臨港パークから見た横浜港

2025年開港祭は5月31日~6月2日

会場・開催日

メイン会場:臨港パーク(横浜市西区みなとみらい1丁目)

サブ会場:みなとみらい地区周辺(汽車道・新港地区・ハンマーヘッド前など)

花火観覧スポット:臨港パーク、カップヌードルミュージアムパークなどが人気

項目内容
開催日2025年5月31日(土)~6月2日(月)
主会場臨港パーク
サブ会場みなとみらい21地区、日本丸メモリアルパーク、新港地区
最寄駅みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約5分
JR京浜東北線・根岸線「桜木町駅」から徒歩約12分
主なイベント開港記念式典、ステージイベント、ドローンショー、花火、グルメブースなど
料金基本無料(一部有料エリアあり)
備考雨天決行(荒天中止あり)、混雑時は入場制限の可能性あり

※車は混雑と駐車場不足が予想されるため、公共交通機関の利用推奨

夜の花火ショー「ビームスペクタクル in ハーバー」

開港祭のフィナーレを飾る打ち上げ花火。

色とりどりのレーザー光線や音響が花火と絡み、フィナーレに相応しく見ごたえたっぷり。

イベント名実施日時開催場所内容概要
ビームスペクタクル in ハーバー6月2日(月)19:20~20:00みなとみらい21地区臨港パーク前海上レーザーと音楽、そして花火がシンクロする幻想的な夜のショー。観覧は臨港パークや大さん橋付近が人気スポット。

過去のイベント内容を写真で見る

ここで過去に行われたイベント内容を写真で見てみましょう!

帆船日本丸満船飾と登檣礼(とうしょうれい)

2025年6月1日に横浜開港を記念して帆船日本丸・横浜みなと博物館は特別開館し、満船飾と登檣礼(とうしょうれい)を実施します。

※悪天候の場合は中止または変更することがあります。
※帆は広げません

帆船日本丸|総帆展帆とは?読み方は?作業者や歴史など写真とともに紐解く←日本丸の記事はこちら

イベント名実施日時開催場所内容概要
満船飾(まんせんしょく)10:00〜15:30日本丸メモリアルパーク船でお祝いのときに国際信号旗(船の通信に使用する旗)を掲揚すること
登檣礼(とうしょうれい)12:00〜12:30日本丸メモリアルパーク船員がマストに登り、観客に向けて帽子を振る伝統儀礼
満船飾
登檣礼(とうしょうれい)

護衛艦一般公開

開港祭に併せて毎年護衛艦の一般見学が行われています。

過去には護衛艦「いずも」「あさぎり」が来ました。

いずも
あさぎり

2025年は海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が一般公開されます。

イベント名実施日時開催場所内容概要
護衛艦いなずま一般公開5月31日(土) 14:00~16:00
6月1日(日) 10:00~16:00
横浜ハンマーヘッド9号岸壁海上自衛隊の護衛艦「いなずま」を間近で見学できる貴重なイベント。記念撮影や隊員との交流も可能。

横浜港大さん橋を拠点とするクルーズ船『にっぽん丸』についても詳しく紹介しています。
にっぽん丸が大さん橋に寄港!赤い煙突が映える横浜の客船風景

水上消防艇見学ツアー

官公庁艇パレードにも登場する横浜消防局が所有する消防艇を一般公開されます!

普段、横浜の水域を守っている消防艇を身近に感じることのできる見学ツアーです。

イベント名実施日時開催場所内容概要
水上消防艇見学ツアー5月31日(土)、6月1日(日)13:00〜16:00臨港パーク洋上 ぷかり桟橋乗船口横浜市消防局の水上消防艇を見学・乗船体験できるツアーです。安全対策や設備の説明あり。

横浜開港祭に関するよくある質問

横浜開港祭の花火はどこから見られますか?

横浜開港祭の花火は、主に臨港パーク前の海上から打ち上げられます。そのため、臨港パークはもちろん、新港埠頭や赤レンガ倉庫周辺など、みなとみらい地区の海沿いからであれば、多くの方が楽しめるでしょう。混雑が予想されるので、早めの場所取りがおすすめです。

横浜開港祭花火のチケットは必要ですか?

横浜開港祭の花火は、基本的に無料で観覧できます。しかし、より良い場所でゆったりと鑑賞したい場合は、有料観覧席のチケットが販売されることがあります。公式サイトで最新情報を確認して、事前に購入を検討するのも良いでしょう。

横浜開港祭のメイン会場はどの場所ですか?

横浜開港祭のメイン場所は、例年「臨港パーク」を中心に、みなとみらい21地区や新港地区など、横浜のウォーターフロント一帯で開催されます。イベント内容によって会場が分散することもあるので、訪れる前に公式ウェブサイトで詳細な会場マップを確認すると安心ですね。

横浜開港祭ではどのような内容のイベントが開催されますか?

横浜開港祭では、音楽ライブ、お笑いステージ、体験型のアトラクション、伝統的な祭り行列、そして夜には花火やドローンショーなど、多岐にわたる内容のイベントが企画されます。大人から子どもまで楽しめるプログラムが豊富に用意されているのが特徴です。

まとめ|横浜開港祭は、港町の記憶をつなぐ“市民の宝”

  • 単なるお祭りではなく、横浜という都市の原点を再確認する日
  • 150年以上続く歴史に触れられる貴重な機会
  • 歴史背景を知れば、より深く楽しめるイベントに

50年以上の歴史を持つ横浜開港祭は、ただの「お祭り」ではなく、横浜の誕生を祝い、未来を見つめる市民参加型のビッグイベントです。

2025年も、伝統行事から最先端のドローンショーまで、多彩なプログラムが横浜の街と海を彩ります。臨港パークを中心にみなとみらい全体が祝祭ムードに包まれる3日間。家族連れでも、カメラ片手のひとり時間でも、誰もが楽しめる横浜らしい風景が待っています。

ぜひこの機会に、初夏の横浜へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

brayoko(ブラヨコ)

横浜在住、カメラと散歩を愛するフォトブロガー。
「レトロ」「客船」「廃墟」「横浜」が好きで、週末になると街を歩きながら写真を撮っています。
使用カメラは Nikon Z5📷

このブログでは、横浜のちょっとディープな風景や歴史を、写真とともにお届けします。

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