東京湾に浮かぶ神秘の無人島・猿島に『愛のトンネル』があるのを、あなたはご存じですか?
- 横須賀の猿島に興味はあるけど、アクセスが複雑そう…
- 絶景の「愛のトンネル」で、更に愛を育みたい!
- 無人島での歴史探検を、効率よく一日で満喫したい!
軍事要塞の歴史が残る猿島は、その非日常的な魅力ゆえに「アクセス方法が分かりにくい」、「島内の回り方が難しい」といった疑問が多く、準備不足だとせっかくの探検が台無しになってしまいます…。
横浜メインに神奈川の情報を発信してきたbrayokoが、今回は主に「レンガ要塞、愛のトンネル」をテーマに猿島を解説します。
- 猿島までの最適なアクセス方法と、島への行き方
- レンガ要塞、「愛のトンネル」など、で写真が撮れるスポット5選
- 猿島の歴史
この記事を読めば、迷わず猿島に到着でき、歴史の宝庫を撮影して、探検をスムーズに楽しむことができるようになります。もう猿島観光で失敗することはありません。
横須賀から非日常の絶景へ!さあ、歴史と光が織りなす猿島の無人島探検に出発しましょう。
猿島へのアクセス完全ガイド!船の乗り場と料金

三笠ターミナルまでのアクセス
猿島へ行くには三笠ターミナル/猿島ビジターセンターより船で渡ります。
三笠ターミナルまで、電車では京急横須賀中央駅から三笠桟橋まで約1Km徒歩15分。車では「横浜横須賀道路」横須賀I.C.より県道28号経由で約10分。市街地に有料駐車場が何箇所かあります。
また市役所北口駐車場利用した場合、三笠ターミナルで乗船券購入時に駐車券を提示すると、駐車料金が200円割引となります。私はこれを利用しました。
駐車場から三笠ターミナルまで、徒歩約7分です。
島へのアクセス
島へはフェリーで渡ります。便は1時間に1本ですが、夏季と冬季で、最終便の時間が変わりますのでご注意ください!
夏季ダイヤ
ターミナルに戻る便は17時が最終です。

冬季ダイヤ
ターミナルに戻る便は16時が最終です。

乗船料と入園料は下記です。
横須賀市民でない方は、乗船料と入園料で計大人2千円かかります。
引用元:猿島公式HP
三笠ターミナル/猿島ビジターセンターよりチケットを購入します。


横須賀の街をバックに、いざ無人島へ進みます。
brayoko船に乗るといくつになってもワクワクする!

しばらくするとこの看板が見えるので、ここが猿島入口です。

レンガ要塞と「愛のトンネル」絶景撮影スポット5選

猿島は周囲約1.6キロメートルの小さな島です。30分ほどで回れます。
ここでbrayokoが選んだ、絶景撮影スポット5選を紹介します!
要塞跡切通しの塁道
まず、入り口から道なりに行くと、この苔むした塁道に出ます。
城郭と同じで、先が見えないように作っているんですね!

歴史感じる、風情のあるラピュタのような島をプチハイキング。それにしても、この苔の具合は芸術品のようだ!意図的に作ってもこうはならないだろう。
初夏頃に行けばマイナスイオンが出ていたのだろうが、訪れた日はは35度を超える猛暑日。
とにかく暑かったです。夏に行くなら熱中症対策は必至です。

弾薬庫や兵舎は上空から見えないように、外敵から見えない位置に造っているのがわかります。
中には入れません。



ちなみに、ガイドが付いた「探検ツアー」があって、そのツアーを利用すれば兵舎や弾薬庫の内部見学もでき、その歴史も教えてくれるようです。
私も次回はこのツアーを利用する予定!
フランス積みの「愛のトンネル」

このレンガは「フランス積み」という方法で積まれていて、数少ない貴重な建造物のひとつです。かつては砲弾を運ぶための道だったため頑丈に造られています。
brayoko洞窟内が真っ暗のためケンカしているカップルでさえも、手を繋いで出てくるという意味「愛のトンネル」と名付けられたようだよ!


愛を育みたいカップルの方は、是非一度「愛のトンネル」を探検しに行き、愛を確かめてみましょう!
砲台跡
ここでやっと海が見えます!
ここが砲台跡です。ここから主に航空機を監視していたよう。米軍機B29対策で、突貫で作ったため,中には貝殻が混ざっているという1節もあります。


防空指揮所跡
108段の階段を上がると展望台があります。ここが島の最高峰で標高は約40㍍。
太平洋戦争時の海軍の防空指揮所です。正にいまは廃墟と化しています…。

島の最高地点にある展望台からは東京湾を一望できます。 青い海と空、緑豊かな島々、そして遠くには横浜のランドマーク、ベイブリッジまで見渡せる絶景は感動的です。


明治時代の石碑
明治時代の石碑。ここに軍事施設があり、東京湾の要塞だったことの証明です。なんか石碑も貫禄がある。
戦時中は海軍施設として使用された無人島で、いまはバーベキューなどして遊んでいるのは、よく考えると面白いことだなと!

無人島猿島の歴史と由来

猿島の歴史

猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島で、豊かな自然と歴史が魅力です。
| 時代 | 主な出来事 |
|---|---|
| 縄文時代 | 人が住んでいた痕跡が見つかっている |
| 江戸時代 | 幕府が砲台を築く(黒船対策) |
| 明治時代 | 島全体が要塞化、フランス製カノン砲などを設置 |
| 第二次世界大戦 | 高射砲を設置、防衛拠点として利用 |
| 戦後(一般開放) | 海水浴・釣り・歴史散策の観光地に |
| 1853年(ペリー来航時) | ペリーが猿島を勝手に「ペリーアイランド」と命名 |
戦後は一般に開放され、海水浴や釣りを楽しむことができます。島内には、砲台跡や兵舎跡などの歴史的な建造物が残っており、歴史散策を楽しむこともできます。
猿島の名前の由来
猿島の名前の由来は2つの説がありますが、そのうち1つをご紹介します。
「猿島」の命名由来は鎌倉時代に日蓮上人が、横須賀のこの島で布教活動を行った際に嵐に遭遇。
すると、目の前に一匹の白猿が現れ、「ここを去り、陸(鎌倉)を目指せ」と救い導いた伝説がある。
この出来事から「猿島」と名付けられたという話も伝わっています。
猿島とセットで巡る!横須賀のおすすめ観光スポット
猿島に関連したよくある質問
猿島で食事する場所はありますか?
島内のテイクアウトレストラン「猿島オーシャンズキッチン」があります。
このような海軍カレーを、無人島からの景色を眺めながら、食べると絶景補正がかかって美味さ倍増間違いなし!

猿島へのフェリー乗り場すぐ横にある「いちごマーケット」は猿島観光の前後に立ち寄れますか?
はい、立ち寄れます。フェリー乗り場(三笠桟橋)のすぐ近くに「いちごよこすかポートマーケット」があります。横須賀の新鮮な野菜や海産物、お土産、グルメを楽しめる施設ですね。猿島への往復の際に休憩やお食事、お土産購入のために利用するのに最適な場所ですよ。



猿島観光を日帰りで楽しむための効率的な回り方を教えてください。
猿島観光は約2~3時間あれば、主要なスポットを十分回れます。午前中に船で渡り、レンガ要塞や愛のトンネルを巡り、ランチを済ませて帰るのが効率的です。午後は三笠公園やドブ板通りなど、横須賀の近隣観光と組み合わせるのがおすすめでしょう。
まとめ

猿島は、歴史と自然が融合した魅力的な無人島です。
ラピュタの世界観を思わせる幻想的な風景の中で、知的好奇心を満たし、冒険気分を味わえること間違いなし!
ぜひカメラを持って、猿島探検に出かけてみましょう!



コメント