
今年はじめて横浜マラソン走るんだけど、レース中は景色なんて楽しむ余裕ないよね!?

レース中は走ることに夢中だからね…でも、せっかく歴史ある横浜を走るなら、コース上のレトロ建築を見逃してしまうのはもったいない!
3年前に横浜マラソンを完走したbrayokoが(タイムは超初心者レベルですが!)、その経験と横浜のレトロを撮り歩く視点から、「横浜マラソン、コース、レトロ」の魅力をランナー目線で深掘りします。
この記事では横浜マラソンの高低差、コース上の「昭和レトロ絶景ポイント7選」をメインにご紹介。
ただ完走するだけでなく、歴史と感動が詰まった特別な42.195キロを体験し、あなたのレースが何倍も豊かな「ラン旅」に変わるでしょう!
もちろん、レース中は十分に景色を楽しむ余裕もないはず。だからこそ、前泊や後泊でゆっくりスポット見学できるよう、おすすめ情報も盛り込みました。
さあ、横浜の歴史を肌で感じながら、最高の思い出を作りましょう!
- 横浜マラソンコース概要と高低差がわかる
- 完走経験者がランナー目線で語るコース上の昭和レトロ&建築物ポイントがわかる
横浜マラソンコース概要と高低差
ここで横浜マラソンのコース概要を解説します。
コース概要
引用元:横浜マラソン公式HP
横浜マラソンは、みなとみらい地区を中心に、横浜の歴史や文化を感じられるコース設定が特徴です。
スタート地点のランドマークタワー前から山下公園、赤レンガ倉庫、横浜税関など、昭和レトロな建築物や観光名所を巡るルートは、走るだけでなく景観も楽しめるのが魅力です。
コースの高低差
引用元:横浜マラソン公式HP
赤が平地、青が高速道路上です。首都高で一気に高低差が上がります。
車で走っているとわからないが、普通に高速道路を歩いたり、走ったりすると上り下りの連続でびっくり!!
高速道路上は限られた人の応援しかありません。一番辛い場所で道路上の応援も少ないとなると、メンタルも試されます。いかにこの高速を乗り越えるかが横浜マラソンでは大事になってくるでしょう!
【厳選7選】横浜マラソンコース上の昭和レトロ&建築物ポイント
横浜マラソンコース上の昭和レトロ&建築物ポイント厳選7選を、自分で撮った写真とともにご紹介します。
※あくまで個人的選択です!
レトロポイント①~幌船日本丸

~スタート地点~
横浜マラソンは早い方はランドマークよりからスタート。そこからどんどん後ろに移動します。私が走った時はもちろん後ろの方のブロックだったので、スタートが日本丸メモリアルパーク横でした!
一つ目は幌船日本丸。
「太平洋の白鳥」。真っ白な帆と堂々たる船体は、「いざ出航!」そんな高揚感と共に、42.195kmの旅へ踏み出すのに相応しいです!
毎年春先から12回ほど、ボランティアの方が幌を貼る総帆展帆を行っています!
詳しくはこちらへ
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帆船日本丸|総帆展帆とは?読み方は?作業者や歴史など写真とともに紐解く
帆船日本丸「登檣礼」を徹底解剖!|横浜開港祭の写真でレポ
レトロポイント②~横浜市中央卸売市場
~2.5キロ地点~
スタートから2、3キロ過ぎた地点。この辺りで群衆も少しばらけるでしょう。
両サイドに見える市場を過ぎると、みなとみらい大橋に出て海が見え、晴れて視界が良ければ左手にベイブリッジが見えます。


構内には飲食店もあり、厚生食堂の絶品海鮮丼は有名です!是非前泊、後泊でどうぞ!
記事はこちら
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横浜魚市場卸協同組合 厚生食堂|絶品海鮮丼をフォトレポート!
レトロポイント③~日本郵船氷川丸


4キロ、38キロ地点
山下公園前は、往路復路とどちらも通ります。
数々の試練を乗り越え生き長らえた、重要文化財でもある奇跡の船「氷川丸」。
往路では「おはよう!行ってくるよ!!」と挨拶しましょう。そうすれば復路のゴール付近一番しんどい時に見れば、ランナーの心にロマンと勇気をくれるはず。
レトロポイント④~首都高速から望む「本牧の崖」
30キロ地点
賛否両論ある高速道路コースですが、めったに首都高を走れることなんてないので、楽しみながら走っていきましょう!
30km過ぎの難関、首都高速から見下ろす非日常の景色。、力強い「本牧の崖」が見えます。これは以前はここまで海が来ていたことの現れです。そう!この崖より海側は全て埋め立て地。
そして右側には工場群と海が見えます。
ここは景色を愛で、好きなハイテンポな音楽でも聴きながら乗り越えましょう♪
写真の右側(2枚目)は三溪園にある、海側の展望台から見た首都高速です。実際にここを走ります!


崖の向こうには豊かな緑の「三溪園」があります。是非一度訪れてみてください。
三溪園の記事はこちら
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レトロと古建築の宝庫三溪園|歴史ある庭園で紫陽花と花菖蒲を撮る
【横浜・三溪園】早朝観蓮会2025~珍しい双頭蓮や蓮の葉シャワー!
レトロポイント⑤~横浜三塔(キング・クイーン・ジャック)
5キロ、39キロ地点
横浜三塔(キング・クイーン・ジャック)
横浜のシンボル、キング(県庁)・クイーン(税関)・ジャック(開港記念会館)。



三塔を一度に見られるスポットは限られています。この三塔はいずれも先の第二次世界大戦をくぐり抜けて現存しており、いつしか船員たちが航海の安全を祈りこれを目印に入港したと言われています。
全て巡ると願い事が叶うと「横浜三塔物語」という有名な伝説があります。
ジャックはコースから見れないので…前日などに巡り、レースの願い掛けするのもいいでしょう。
レトロポイント⑥~横浜赤レンガ倉庫
40キロ地点


横浜を代表するレトロスポット。重厚なレンガ造りの外観は、港町の情緒を存分に感じさせます。イベント広場では1年中イベントが開催されています。
レトロポイント⑦~横浜ハンマーヘッドとハンマーヘッドクレーン
41キロ地点(ゴール目前)
現代的な複合施設と、日本の港湾近代化を支えた産業遺産「ハンマーヘッドクレーン」の融合。新港ふ頭の歴史を感じる、横浜らしい新旧混在の風景が広がります。


ここまでくれば、ゴールの臨港パークは目の前。超えると女神橋が、そこからもうひと踏ん張りです!

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横浜マラソンのコースに関連したよくある質問

横浜マラソンのコースは高低差が激しいですか?
横浜マラソンのコースは、全体的に見れば比較的フラットですが、いくつかのポイントで高低差があります。特に、コースの目玉でもある首都高速道路の区間にはアップダウンが存在します。終盤に坂が待ち受けているため、ペース配分が完走の鍵となるかもしれません。
横浜マラソンのコースの難易度はどのくらいでしょうか?
コースの難易度は、初心者から中級者向けと言えるでしょう。フラットな区間が多く走りやすい一方で、高速道路のアップダウンや海沿いを走る際の風がレースの難易度を上げることがあります。しかし、制限時間も長めに設定されているため、しっかり準備すれば初心者でも完走を目指せます。
まとめ

横浜マラソンは、昭和レトロな絶景と現代都市の魅力が融合した、他にはないフルマラソンです。
歴史ある街並みや港の風景、普段は走れない高速道路区間など、ランナーだけが体験できる特別な景色が広がります。
昭和の懐かしさを感じながら走ることで、心に残る思い出が生まれるでしょう。
ぜひ横浜マラソンで、懐かしさと絶景を満喫してください。
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