レトロと古建築の宝庫三溪園|歴史ある庭園で紫陽花と花菖蒲を撮る

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レトロと古建築の宝庫三溪園|歴史ある庭園で紫陽花と花菖蒲を撮る

横浜・本牧にある三溪園は、明治時代から続く日本庭園の名所です。

歴史的建造物が立ち並ぶレトロな雰囲気の中、6月には紫陽花や花菖蒲が彩りを添え、訪れる人々を魅了します。

この記事ではそんな三溪園のレトロな魅力と、初夏に見られる花々の様子を写真とともにご紹介します。

この記事でわかること

・三溪園の歴史とレトロな魅力
・紫陽花・花菖蒲の見頃と撮影ポイント
・アクセス・入園料などの基本情報

これで当日並ばずに入園可能です!

📝 同じく「横浜レトロ散歩」シリーズはこちら👉 日本最古旧根岸競馬場一等馬見所を写真で辿る歴史の道

この記事でわかること

・三溪園の歴史とレトロな魅力
・紫陽花・花菖蒲の見頃と撮影ポイント
・アクセス・入園料などの基本情報

目次

三溪園とは?歴史とレトロな魅力

brayoko

三溪園の歴史やレトロの魅力を教えて!!

三溪園の成り立ちと歴史

三溪園は、明治から大正にかけて活躍した実業家、原三溪(はらさんけい)によって造られました。

ちなみに園の名称の由来は、この方の名前の「三溪」が由来です。

彼は単に美しい庭園を造るだけでなく、京都や鎌倉などから歴史的価値の高い古建築を移築し、広大な敷地内に巧みに配置しました。

建物名移築元建立年代見どころ
旧燈明寺本堂京都府室町時代重厚な屋根と木組みが美しい禅宗様式
臨春閣和歌山県江戸初期書院造の典型。障子越しの光が魅力
三重塔(旧燈明寺三重塔)京都・燈明寺1457年園のシンボル。遠景にも映える
天授院鎌倉市江戸時代苔むす庭園との調和が静謐

例えば、京都から移築された重要文化財の旧燈明寺三重塔(きゅうとうみょうじさんじゅうのとう)は、室町時代に建てられたとされる関東地方最古の木造塔。

また、徳川家康ゆかりの茶室臨春閣(りんしゅんかく)など、園内には17棟もの歴史的建造物が点在しており、それぞれの建物が持つ物語とともに、日本の伝統美を今に伝えています。

三溪園花菖蒲超しの三重塔
花菖蒲越しの三重塔
三溪園初夏の臨春閣
初夏の臨春閣

レトロ好きに刺さる理由とは

なぜ三溪園が「レトロ好き」の心に刺さるのでしょうか?

その理由は、単に古い建物があるからだけではありません。園内を歩いていると、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。

理由具体的な魅力
① 歴史ある建築物中世~近世の和風建築に触れられる
② 昭和レトロな景観現代的建物が視界に入らない、静寂な空間
③ 撮影スポットとして魅力古建築×季節の花の組み合わせでいつでも映える
三溪園がレトロ写真に向いている理由

移築された古建築群は、それぞれ異なる時代や地域の特色を持ちながらも、庭園全体の景観と見事に調和しています。茅葺きの古民家、歴史を感じさせる茶室、そして荘厳な仏閣。

これらが織りなす風景は、現代にはない「ノスタルジー」を呼び起こします。

さらに、レトロな景観の中に、古建築と季節の花々のコラボ。手入れの行き届いた自然の美しさ。
池に映る木々の影、そして鳥のさえずり。これらすべてが一体となり、訪れる人々に穏やかで心豊かな時間を提供してくれるのです。

初夏の三溪園で出会える花たち

横浜が誇る風光明媚な日本庭園の三溪園は、四季折々で美しい花々が癒してくれます。

特に初夏は、清涼感があり彩り豊かな花々が訪れる人々を魅了!

新緑の息吹と様々な花々が織りなすコントラストは、まさにこの時期ならではの絶景です。

花の種類見頃特徴
紫陽花(アジサイ)6月上旬〜中旬庭園の各所に点在。梅雨空に映える
花菖蒲6月中旬〜下旬内苑の水辺に広がる、初夏を代表する花
ハス(蓮)7月中旬〜8月上旬朝方が見頃。古建築と相性抜群
三溪園で楽しめる主な初夏から夏の花

見頃を迎える紫陽花

初夏の三溪園でまず目を引くのは、見頃を迎える紫陽花です。

園内の各所で、青やピンク、紫といった多様な色彩の紫陽花が咲き誇り、梅雨のしっとりとした空気によく映えます。

特に、古建築を背景に咲く紫陽花は、日本の伝統美と花の美しさが融合した、絵画のような光景を味わえる。

しっとりとした日本の初夏を感じさせてくれるでしょう。種類も豊富なので、お気に入りの色や形の紫陽花を探しながら散策するのも楽しいですね。

三溪園初夏の紫陽花
三溪園初夏の紫陽花

そして、この庭園では額紫陽花がたくさん咲いています!

三溪園初夏の額紫陽花
三溪園初夏の額紫陽花

凛と咲く花菖蒲の魅力

三溪園の初夏を彩るもう一つの主役は花菖蒲。

園内には花菖蒲田があり、例年6月上旬から中旬にかけて、約250種、20,000株もの花菖蒲が美しい花を咲かせます。

三溪園初夏の花菖蒲
三溪園初夏の花菖蒲

すらりと伸びた茎の先に、白、紫、ピンクなど、様々な色の花びらが幾重にも重なり合い、その優雅で堂々とした姿はまさに「凛」という言葉がぴったりです。

紫の花菖蒲は優雅で美しいですね!

三溪園初夏の花菖蒲

水辺に咲く花菖蒲は、日本の伝統的な美を感じさせ、訪れる人々に静かで感動的な時間を提供してくれます。

三溪園初夏の池周りの花菖蒲
三溪園初夏の池周りの花菖蒲

アクセス・入園料・開園時間など

三溪園にいた猫
庭園内にいた猫

三溪園を訪れるにあたって、事前に知っておきたいアクセス方法や料金、開園時間などの情報をまとめました。

三溪園の基本情報

項目内容
所在地神奈川県横浜市中区本牧三之谷58
開園時間9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日年末(12/26〜12/31)
一般料金900円(高校生以上)
小・中学生200円
横浜市内の65歳以上700円(要証明書)年間パスポート2,000円
年間パスポート2,500円(1年間有効)
駐車場入場から2時間まで1,000円 30分毎に200円

※駐車場はお支払いは現金のみとなります。(1,000円札と硬貨のみ)

その他詳細は公式サイトをご確認ください。

公共交通機関での行き方

最寄り駅はJR京浜東北線の「根岸駅」

バス推奨ですが、徒歩でも30分程度です。

徒歩の際は正門からではなく、公園側の南門から入場すると距離の短縮になります。

出発駅バス番号降車バス停所要時間目安備考
根岸駅(JR)58・99・101系統三溪園入口約10分+徒歩5分本数多め
横浜駅(JR)8・148系統本牧 または 三溪園入口約35分+徒歩乗換不要だが時間やや長め
元町・中華街駅(みなとみらい線)8系統三溪園入口約15分+徒歩観光ルートとして人気

お得な活用法

個人的に三溪園をお得に活用する方法をご紹介します。

以前の入場券が700円→900円に値上がりしましたが、年間パスポートは据え置き。こちらの方が非常におすすめできます。

項目一般入園料年間パスポート
料金900円2,500円
有効期間1回のみ1年間有効
来園回数の目安年1回程度なら十分年3回以上行けば元が取れる!
特典なし回数制限なし/季節ごとに楽しめる/写真撮影にも最適
購入場所三溪園受付園内受付窓口(要顔写真)

✅ 年3回以上行くなら、年間パスポートの方が断然お得!
✅ 紫陽花・紅葉・梅の3シーズン行く人に特におすすめ。

三溪園に関連したよくある質問

三溪園初夏の紫陽花
三渓園でランチはできますか?

はい、できます。

「三溪園茶寮」、「雁ヶ音茶屋」、「待春軒」では軽食や甘味を楽しめます。うどんやそば、季節の和スイーツが人気です。

三渓園の入場料に割引はありますか?

こどもや横浜市在住の65歳以上の方、また団体割引があります。年3回以上訪れる方には2,500円の年間パスポートがお得です

まとめ|三溪園はレトロと花の楽園

三溪園初夏の池周りの花菖蒲

三溪園は、ただの庭園ではありません。
歴史的建造物と自然が調和する空間で、季節の花々が風景に命を吹き込む、まさにレトロ好き・建築好き・カメラ好きにはたまらない撮影スポットです。

今回ご紹介した紫陽花と花菖蒲のシーズン以外にも、春の桜や秋の紅葉など、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。
✅春の桜と秋の紅葉はライトアップあり

横浜でちょっと違う時間を過ごしたい方へ。
ぜひカメラを片手に、三溪園の奥深い魅力を体感してみてください。

📝 同じく「横浜レトロ散歩」シリーズはこちら👉 日本最古旧根岸競馬場一等馬見所を写真で辿る歴史の道

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